トランプを使用して最高の頭脳戦が繰り広げられるポーカー。
中でも世界で最も人気のある種類が『テキサスホールデムポーカー』です。
海外のランドカジノでは、「ポーカールーム」というテキサスホールデムのみをプレイすることができる部屋が作られているなど、その人気はうなぎ上りとなっています。
もちろん、カジ旅でもインターネットを通じてテキサスホールデムをプレイすることが可能です。
本来最大10人のプレイヤーで戦うゲームですが、オンラインカジノではディーラーと戦うことになるため、「カジノホールデム」とも呼ばれています。
この記事では、テキサスホールデムのルールや役、ゲームの流れなど、初めてプレイする方にもわかるように細かく解説していきます。
ポーカーを深く知ることができれば、カジノの魅力をもっと感じることができるはずです!
テキサスホールデムポーカーとは
テキサスホールデムポーカー(ホールデムポーカー)は、数多く存在するポーカーゲームの一種です。
最初にテキサス州でプレイされたとされているため、テキサスという名前がつきました。
ホールデムポーカーは、ポーカーの中でもフロップポーカーと言われるジャンルに分けられます。
フロップポーカーはコミュニティカードを使用するゲームのことで、その代表格がこのテキサスホールデムポーカーです。
テキサスホールデムは、実際に海外のランドカジノで活発にプレイされており、観察力や戦略など、プレイヤーの実力が勝敗を左右することでも知られています。
故にプロポーカープレイヤーと呼ばれる実力者も多数活躍しており、賞金数十億円もの大会が開催されるほど有名なカードゲームです。
テキサスホールデムのルール
テキサスホールデムは各プレイヤーに配られる2枚のカードと中央に配られる5枚のコミュニティカードの合計7枚のカードを使用します。
コミュニティカードとは、別名「共通カード」とも言われ、全てのプレイヤーが共有して使用するカードです。
そのため、7枚中5枚を全てのプレイヤーが使用し、各プレイヤーに配られる2枚のカードで勝敗が決するのが特徴となっています。
また、テキサスホールデムはラウンド制となっており、決められた順番でアクションを選択していきます。
全部で4つのラウンドがあり、徐々にコミュニティカードが公開されていくため、最初に配られたカードが弱くても一発逆転のあるゲームです。
テキサスホールデムで使用する用語
簡単にルールを解説したところで、ゲームの進行に必要となる基本的な用語を紹介していきます。
コール | テーブルに賭けられている最高額のチップと同額のチップを賭け、ゲームに参加し続けるアクション。 カジノホールデムでは「プレイ」と表現される。 |
チェック | チップを賭けることなく、次のプレイヤーに順番を回すアクション。 |
フォールド | 負けを認め、ゲームから降りるアクション。 |
ベット | 各ラウンドで最初にチップを賭けるプレイヤーが行うアクション。 |
オールイン | 持っている全てのチップを賭ける時に行うアクション。 |
アンティ | 必ず賭けなければいけないチップのこと。 テキサスホールデムでは「SB(スモールブラインド)」や「BB(ビッグブラインド)」を指し、カジノホールデムではそのままアンティと表現される。 |
BB(ビッグブラインド) | SBの次のポジションで、各ラウンドで2番目にプレイするプレイヤー。 BBはアンティとしてゲーム参加料を最初にベットしなければならない。 |
SB(スモールブラインド) | 各ラウンドで最初にプレイするポジションのプレイヤー。 ゲーム参加料としてBBの半額を最初にベットする。 |
BTN(ボタン) | 各ラウンドで一番最後にプレイするポジションのプレイヤー。 他プレイヤーの動向を確認してからアクションを決めることができるため、一番有利なポジションと言われている。 |
プリフロップ | 一番最初のラウンド。2枚の手札が配られた状態でアクションを決定する。 |
フロップ |
2番目のラウンド。 |
ターン |
3番目のラウンド。 |
リバー |
最後のラウンド。 |
ショーダウン |
リバーで全プレイヤーのベットが完了し、ゲームに参加しているプレイヤーの手札を公開するという意味。 |
勝敗を左右するテキサスホールデムポーカーの役
ポーカーは強い役を作ることを目的としたカードゲームです。
テキサスホールデムでは、ブラフ(はったり)を活用した心理戦の部分もありますが、基本的な目的はどのポーカーでも変わりありません。
役はポーカーをプレイするうえで知っておかなければならない重要な知識なので、図を使って確認していきます。
ノーハンド(役なし)
7枚全てのカードを使っても役を作ることができないことをいいます。
ワンペア
同じ数字が2枚揃っている役です。ポーカーで成立する役の中で最も弱い役です。
ツーペア
ワンペアが2組揃うとツーペアという役になります。
スリーカード
同じ数字のカードが3枚揃う役です。
ストレート
マークに関係なく連続した数字が5枚揃う役です。
ただし「A、2、3、4、5」ではストレートとなりません。
「A」は「K」の次に位置していると考えるため「10、J、Q、K、A」でストレートが成立します。
フラッシュ
数字に関係なく、5枚のマークが一致すると成立する役です。
フルハウス
ワンペアとスリーカードが揃うと成立する役です。
フォーカード
同じ数字が4枚揃うと成立します。
ストレートフラッシュ
連続した数字かつ同じマークのカードが5枚揃うと成立する役です。
ロイヤルストレートフラッシュ
「10、J、Q、K、A」ストレートフラッシュが成立すると、最強の役ロイヤルストレートフラッシュとなります。
テキサスホールデムをプレイする流れと手順
テキサスホールデムをプレイする流れは図の通りです。
ゲームは全てディーラーが進行してくれるため、進行要領などを知る必要はありません。
ただ、プレイする順番やポジションの回り方など、いくつか注意するポイントも存在するので、1つずつ流れと手順を確認していきましょう。
ポジションの決定(BBとSBが強制ベット)
ゲームの開始に伴ってプレイする順番に関係するポジションが決定します。
この際BBとSBはアンティとして強制ベットが必要になることを覚えておきましょう。
また、ポジションはゲーム終了後時計回りで変更されていきます。
ポジションによって有利不利があるので、自分がどのポジションにいるのかはとても重要な要素です。
プリフロップ(第1ラウンド)
全員にカードが2枚配られ(ホールカードと言います)プリフロップの開始です。
プリフロップは、BBの次のポジション(UTG)からアクションを選択していきます。
ホールカードから勝利期待値を考えて、コールやフォールドなど最適なアクションを選択しましょう。
テキサスホールデムは、本来SBからアクション選択が開始されます。
しかし、プリフロップのみアンティをベットする恩恵として最後にアクションすることが認められています。
全員のアクション選択が終了すると賭け金がポットに集められ次のラウンドへ移行します。
フロップ(第2ラウンド)
フロップは3枚のコミュニティカードが公開される重要なラウンドです。
公開されるカードによって、役が成立する期待が大方予想できるのがポイントです。
フロップ以降アクションはSBから開始されます。
これ以降はBTNが一番有利となり、ゲームを進行していくことができます。
ターン(第3ラウンド)
ターンでは4枚目のコミュニティカードが公開されるため、7枚中6枚のカードを知ることができます。
ここまでくるとゲームに参加しているプレイヤーは絞られているはずです。少なくなったプレイヤー同士で駆け引きが繰り広げられます。
リバー(最終ラウンド)
最終ラウンドであるリバーで、全てのコミュニティカードが公開されます。
ゲームに参加しているプレイヤーの役が確定し、アクションを選択後にショーダウンが行われます。
ゲームに勝利したプレイヤーは、賭けられたチップを全て獲得することが可能です。
そのため、勝率の高い役を成立させた時は、相手に多くチップを賭けさせるなど、運だけではない技術も重要なポイントです。
カジ旅でテキサスホールデムをプレイしよう!
オンラインカジノにおいてテキサスホールデムは、「カジノホールデム」と呼ばれる場合がほとんどです。
そのため、カジ旅でもライブカジノ・ビデオポーカーを問わずカジノホールデムのテーブルが多数用意してあります。
カジノホールデムは、ディーラーとの勝負になるため少し遊び方が異なります。簡単に解説するので参考にしてください。
ゲームの開始に伴い、任意の金額をアンティとして支払います。
カジノホールデムでは、最初にホールカードの配布とコミュニティカードが3枚公開されます。
そのため、プリフロップとフロップが同時に行われると考えましょう。
プレイヤーがアクションを選択できるのは、このラウンドだけです。
ゲームに引き続き参加するのか、降りるのかを選択します。
参加する場合はアンティで支払った金額の2倍が「PLAY」と書かれた場所に自動的にベットされます。
フォールドを選択するとアンティで支払ったチップが回収され、負けが決定します。
ゲームを継続するとさらにコミュニティカードが2枚公開されます。ここではターンとリバーが一緒に進行されると思ってください。
カードが公開されるとすぐにショーダウンに入ります。
画像のゲームでは、お互い6のワンペアが成立しハイカードがAです。
勝負は引き分けとなり、賭けたチップが全て返還されます。
カジノホールデムの特殊な配当
カジノホールデムは、アクションを選択する回数が少ない代わりに成立した役に応じて支払われる配当の倍率が決まっています。
テキサスホールデムでは、ゲームで賭けられたチップを全て獲得することができるので、配当の面が大きく異なります。
ロイヤルフラッシュ | 101倍 |
ストレートフラッシュ | 21倍 |
フォーカード | 11倍 |
フルハウス | 4倍 |
フラッシュ | 3倍 |
ストレート | 2倍 |
スリーカード | 2倍 |
ツーペア | 2倍 |
ワンペア | 2倍 |
これらの倍率はアンティに賭けられます。
そのため、ロイヤルフラッシュが成立すると1ドルベットが101ドルの配当としてバックされるということです。
ディーラーのフォールド
テキサスホールデムでは、各プレイヤーがフォールドを選択することができましたが、カジノホールデムではディーラーが相手となるため、フォールドを選択することはありません。
ディーラーは賭け金もなく、このままでは圧倒的に有利となってしまうことから、「4のペア以上」が成立しなければ強制フォールドするというルールが定められています。
ディーラーの役が認められた場合を「クオリファイ」、強制フォールドとなる場合を「ノットクオリファイ」と言うので覚えておきましょう。
テキサスホールデムをカジ旅でプレイしよう!
世界中で人気のテキサスホールデムですが、カジ旅でもカジノホールデムとしてプレイすることができます。
少しゲームの流れが異なりますが、相手の手札や役を予想しながらプレイする戦略的な要素は変わらず楽しむことができるはずです。
ポーカーはとても魅力的なカードゲームなので、まだプレイして事がない方はぜひ1度遊んでみたくださいね!
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